Author:MrJDIS (ミスタージェイディス) 2011年3月19日にYAHOO!ブログ開設後、2019年6月11日にFC2ブログに移行しました。2014年5月頃から天体望遠鏡の自動導入化・オートガイド化に伴い、非冷却カメラにて星雲・星団・銀河の撮影をしています。2019年春頃から新たな望遠鏡で、また2021年秋頃から冷却CMOSカメラで撮影を行う予定です。✨ 星降る銀河高原遠征 💫天体観測、それは私に与えられた崇高なる使命である。そこには素晴らしい満天の星空⭐大いなる天の川銀河が待ち受けているに違いない。これは人生最後の天命として2014年から天体写真撮影のため遠征してきた愛車TOYOTA✨プリウス💫との感動に満ちたブログである。
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星降る銀河高原遠征(10/24-26)〜御所平
リハビリ遠征第13弾は、Go To トラベルを利用して、みずがき山〜八ヶ岳の紅葉スポットを周遊しながら、長野県川上村御所平へ天体写真撮影のため連泊遠征してきました。天体写真撮影は、2日間とも宿泊施設の誰もいない広大な駐車場(標高1400m)で単独撮影です。1日目は0時ごろまで雲が多く、 月明かりがあることからε-130Dを新赤道儀に載せて、その性能を確認するためのテスト撮影でしたが、トラブルが発生して撮影を断念しました。2日目はEM-11赤道儀によるカメラレンズ撮影に切り替えましたが、0時過ぎに月が沈むと同時に雲ってきて、真面な撮影ができませんでした。今回はトラブルが非常に多く、自らの不甲斐なさを痛感した次第です。それに比べて、紅葉めぐりは大変満足のいくものとなりました。特に、みずがき山の美しさは暫し至福の一時に浸ることができました。しかし、キャンパーが大変多く平日でないと天体写真撮影はできないでしょう。また、サンメドウズの清里テラスからの眺望は絶景で、1900mの天空での爽快感を堪能できました。さらには、清泉寮から遠く望む富士山はとても素晴らしい光景でしたし、野辺山高原平沢峠獅子岩から見渡す八ヶ岳連峰も雄大な景観で、自然とふれあう記憶に残る遠征となりました。I Left Tokyo to Photograph the Andromeda Galaxy. I retouched the images taken under the moonlight, because it was cloudy after the moon set. 😊
<Exposure Data>Date...20:35~Sun, October 25, 2020Optics🔭...Nikon AF-S NIKKOR 70-200㎜ f/2.8E FL ED VRCamera📷...Nikon D5500(HKIR)Filter...STC Astro-Duo Narrowband Filter(Clip) Focal Length(Ratio)...200㎜(F2.8)Exposure...240sec*35subs total 02:20:00 @ISO3200Calibration...20bias, 20darks, 20flatsMount...Takahashi EM-11Temma2MGuiding...TOUP-100GSS PHD2GuidingCapture Software...StellaShotImage Processing...PixInsight, PhotoshopCC, FlatAide Pro(Star Net++)PC...Thermaltake VERSA H25Monitor🖥...EIZO ColorEdge CS2410Temperature(MIN) / Elevation...-0.2℃ / 1400mOverall light pollution index...7.9Team...Astro AdventurersLocation...御所平(長野県川上村)
Star Map (天体の星図化)
すでに、PixInsightを使用している方々が試されていますが、遅ればせながら ε-130D(f430㎜)と広角(f20㎜)で撮影した天体写真を以下のフローで星図化してみました。▶︎ ImageSolverのImage Parametersで、天体写真の中心座標・撮影日・光学系の焦点距離・カメラのピクセルサイズを指定します。天体座標を調べる場合は、Searchを使用してObject identifierに中心の天体名を入力すると、自動で天体を探して座標を指定してくれます。▶︎ AnnotateImageで、グリッド線・境界線・星座線・星座名・固有名・メシエ天体・NGC天体・PGC天体など表示したい項目にチェックを入れます。Graphics scaleを大きくするとラインを太く表示してくれます。ところが、広角で撮影した場合は、上記のフローでは上手くいきません。この場合は、ImageSolverでなくManualImageSolverを使用します。▶︎ CatalogStarGeneratorに必要なパラメータを入力するとCatalogStarsが出力されます。STFでオートストレッチして、天体写真とストレッチ画像を開いておきます。▶︎ DynamicAlignment(DA)で位置合わせをします。ほとんどはズレてしまうのでドラッグして正しい位置に修正します。できれば5箇所以上指定した後にインスタンス(DA)を作成しておきます。また、Maximum magnitudeをデフォルト→12.5にしたら、かなり暗い星までしっかり写って位置合わせが大変楽になりました。▶︎ ManualImageSolverのControl points iconにインスタンス(DA)を、Reference imageにCatalogStarsを指定して、必要なパラメータを入力します。広角の場合はDistortion(歪み) correctionにチェックを入れます。▶︎ AnnotateImageを天体写真に対して行えばStar Mapのできあがりです。😊
◆ 天の川銀河と夏の大三角 ◆ (2017.6.3)
◆ 回転花火銀河 ◆ (2017.3.3)
夏の大三角とバンビ
天の川銀河の中心はいて座の方向にあり、その距離は太陽系から約28000光年と推定されています。天の川銀河の中心には星間物質が集中していて、いて座Aと呼ばれる電波で非常に明るい天体が最も代表的なものです。いて座Aは太陽の数百万倍もの質量を持つ巨大なブラックホールであることが明らかにされました。また、現在の天の川銀河の中心核は他の銀河に比べて暗くて多くの超新星残骸があり、数百年前の中心核は今よりも明るかったと指摘されています。つまり、近い過去に活発な星形成が起こり今よりも明るく輝いていた時期があったのだろうと考えられています。😊
◆ 天の川銀河に戯れるバンビ ◆
<Exposure Data>Date...01:02~Sat, June 3, 2017Optics🔭...Nikon AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDCamera📷...Nikon D810AFilter...Kenko PRO1D PRO SOFTON-A(W)Focal Length(Ratio)...20㎜(f/2.8) Exposure...40sec*50subs total;00:33:20 @ISO1600Calibration...30bias, 15darks, 15flatsMount...Takahashi EM11Temma2MGuiding...TOUP-100GSS PHD2GuidingCapture Software...StellaShotImage Processing...PixInsight, PhotoshopCCTeam...Astro AdventurersLocation...朝霧高原
◆ 天の川銀河と夏の大三角 ◆
<Exposure Data>Date...00:13~Sat, June 3, 2017Optics🔭...Nikon AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDCamera📷...Nikon D810AFilter...Kenko PRO1D PRO SOFTON-A(W)Focal Length(Ratio)...20㎜(f/2.8) Exposure...40sec*50subs total;00:33:20 @ISO1600Calibration...30bias, 15darks, 15flatsMount...Takahashi EM11Temma2MGuiding...TOUP-100GSS PHD2GuidingCapture Software...StellaShotImage Processing...PixInsight, PhotoshopCCTeam...Astro AdventurersLocation...朝霧高原
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