2023-01-03 Tue 13:28
令和5年になりましたが、新月期でなく遠征に行けないので、PixInsight > SPCCにトライしてみました。 冷却CMOSカメラで撮影を始めてから、色合わせであるPCCが上手くいかないことが多くありました。今回も案の定、最初からエラーが多く半ば挫折気味でしたが、分からない箇所についてはPixInsight Reference Documentation | Spectrophotometry–based Color Calibration in PixInsightを自動翻訳しながら、実行してみたら久しぶりにホワイトバランス関数ウィンドウが開いてグラフが生成されました。 ここに至るまでの事前準備として、SPCCではガイアプロセスの使用が必要です。ガイアはAPASSと比較して、前例のない均一な空のカバレッジと色の均質性を提供しています。 PixInsight > RESOURCES > Community > PixInsight Website > DOWNLOADS > Software Distribution > Login して、Software Distribution SystemからGaia DR3/SP(complete set)をダウンロードします。ファイルは20もありダウンロードには数時間かかります。また、データはDATA (D:)ドライブにフォルダを作成して保存しておきます。 ![]() Script > ImageAnalysis > Image Solverを起動します。事前にプレートソルブを行っておきます。Searchでターゲットの赤経赤緯を求めて焦点距離とピクセルサイズを入力します。ピクセルサイズの求め方は、撮像素子÷画素数×1000(μm)です。 ![]() Process > Astrometry > Gaiaを起動します。Data releaseをGaia DR3/SPに変更して、右下のレンチアイコンをクリックして、先ほどの20のデーターベースファイルをセレクトしてOKボタンをクリックします。 Process > ColorCalibration > Spectrophotometric Color Calibrationを起動します。White Reference、QEカーブ、RGB Filterは、とりあえずデフォルトのままにしましたが、本来ならば適切な種類の指定が必要なんでしょうね。Background NeutralizationのLower limit、Upper limitもデフォルトのままにしました。Previewでバックグラウンドを指定しておき、Rigion of Interestのfrom Previewから指定したSelect Previewを選択します。 ![]() 今回、NGC281は上手くいきましたが、その他2件の画像は失敗しました。SPCCの操作を完全に把握するまで、まだしばらく時間がかかりそうです😊
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