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天体撮影の完全遠隔操作!

2015-02-28 Sat 18:35

みなさん、こんにちは。
昨年からリモートコントロールによる天体写真撮影の遠隔操作を考えていましたが、道半ばでほとんど進捗していませんでした。
ブログ友のリュウさんは、ラズベリーパイで遠隔操作が進んでいく中、私は有線の引き込みスタイルでの観測が続きました。
ところが、この度オートガイドα-SGR3の製作者であるダイイチのS氏のご協力を得ることができて、UltraVNCによる完全遠隔操作を試してみました。

まずは、天体観測用にIODATAのルーターを増設して天文機材のホームネットワークを構築しました。
◆フリーソフトであるUltraVNCをダウンロードしてセットアップします。
ultraVNC_1_1_9_X64_Setup.exe→ウィザード画面→next→agree→①Select Components②Select additional Tasks→install
◆ルーターとサーバーPC・ヴュアーPC・iPhone6をワイヤレスネットワーク接続後、ネットワークと共有センターを開くをクリックして、ワイヤレスネットワーク接続の状況でIPアドレスを確認します。
◆Ultra VNC Viewerをクリックしてauto scalingにチェックします。Show connection optionsでView Scaleをautoにしても可能です。VNC ServerにIPアドレスを入力してConnectを選択します。
◆VNC Authenticationウインドウが表示されるので、VNC Serverで設定したパスワードを入力します。Open file transferでサーバーサイドからヴュアーサイドに画像ファイルを転送させることでヴュアーサイドで撮像をチェックできます。
◆ヴュアーPC側からステラナビゲーターによる赤道儀の自動導入、またBackyardEOSによるカメラ操作を試みて動作することを確認しました。

省電力の問題点は残ったものの、これで完全遠隔操作が確立しました。
セットアップ及び操作方法をフローチャート化して、今後トラブルが起きても対処できるようにしました。寒い冬は(もう春ですが)このシステムに限ります。実戦での投入が今から楽しみです。

3画面とも同じに写っています。
①サーバーサイド(親機)
こちらにはステラナビゲーターやEOS Utlityがインストールされている必要があります。

②ヴュアーサイド(子機)
ヴュアーサイドからコントロールが可能です^ ^

③iPhone6
iPhone6にも接続させましたが、小さくて操作は困難で様子見オンリーならOKです。やはり指での操作はかなり厳しく、タブレットでなく大型画面のノートパソコンでマウスによるクリック処理のほうが見やすく操作しやすいことがわかりました。

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